Ambivalent Wanderer

脳科学(認知科学)、ロボット、現代美術。興味があること、考えたことについて細々と書いています。

習慣管理にGoogle Keepをおすすめする3つの理由

こんにちは、Mikenerianです。


今回はメモについての記事です。


みなさんはメモツールとして何を使っていますか?

Apple標準のメモ、EvernoteGoogle Keepなど、色々なアプリがあります。

私はAndroidのためEvernote派です。

以前、Pixelについてレビューもしています。
mikenerian.hatenablog.com


とはいえツールの使い分けもしていて、ToDoや習慣管理にはGoogle Keepがとても使いやすいと思っています。

今回は一例として、私の使い方を紹介したいと思います。


結論を書いてしまうと、Google Keepの良い点は以下の3つです。

1. タイル形式で全体の可視化ができる
2. リマインド機能が意外と細かく設定できる
3. リスト形式にすることで記録としても優秀

以下から詳細に説明していきたいと思います。

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Google Keepとは

詳細はぜひとも公式のページを見ていただきたいのですが、Googleが出しているメモアプリです。
play.google.com


付箋をボードに貼り付けるような感覚で、気軽にメモを書くことができます。

かといって文字数制限などがあるわけではなく、長文を保存しておくこともできるます。



Google Keepの良い点

3つの個人的利点について解説します。

1. タイル形式で全体の可視化ができる

これは他のメモアプリにない、Keepならではのとても良い点です。

付箋形式のため、一覧化ができてとても見やすいです。
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一方で特定のメモを集中的に編集したいときは、上から一列に並べることもできます。

2つのモードは右上のボタンですぐに変更可能です。
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2. リマインド機能が意外と細かく設定できる

私も驚いたのですが、リマインド機能がかなり豊富です。

私はスマホの通知をオンにして、勉強の習慣管理としても使っています。
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日付を設定できるだけでなく、毎週繰り返しのリマインドを設定できます。
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繰り返しの条件をかなり細かく設定することもできます。
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3. リスト形式にすることで記録としても優秀

習慣管理に特化した話をすると、リマインドをしてくれる機能と同じくらい大事な機能が個人的にあります。

それは、ちゃんと実施したかどうかを記録する機能です。


習慣化が染み付いてくると、これまでの積み重ねが可視化できるととても嬉しいです。

そういったことに特化したツールもありますが、有料版でないとフル機能が使えない点が難点でした。
play.google.com


Keepであれば、どこまでも無料です。

そしてリスト形式の記録を作成すれば、そのような習慣管理としても使うことができます。
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これは、買い物リストの作成など簡単な日常のメモにも重宝する機能です。


その他

他にもKeepは軽さのわりに機能が充実しています。

手書きの図形描画機能

私はあんまり使っていませんが、手書きのメモを残すこともできます。

:みたいなマークから図形描画を選べば、
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画面タッチやマウス操作で描画可能です。
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ブラウザ版でもアプリ版でも使用感に違いが出ないのは、何気にとても凄いと思います。


ラベル付け機能

同一のカテゴリでまとめたい。そんなときはラベル付けでグルーピングが可能です。

一覧化×ラベル付けで、メモが埋もれることはもうありません。
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色分け機能

日常的に使う付箋のように、付箋の色をカラフルに変更することができます。
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私の場合はラベルでカテゴリ管理、色で重要度管理を行っています。



最後に

今回はGoogle Keepの紹介でした。

今回挙げた利点はあくまで私のように「習慣管理」ツールとして使う場合の利点です。


メモの魔力ではないですが、こういったツールは「目的」によって用途も変わってくると思います。

Keepはかなり汎用性の高いツールなので、まだ使用されてない方はぜひ一つのツールとして導入してみてください(^^)//

投資を前提として総資産を組む

こんにちは、Mikenerianです。


ぼちぼち投稿数を増やしている2020年4月な頃です。

在宅ワークなどで家にいる時間が増え、ブログでも書こうかな〜という気分になっているからですね。
「意識的なアウトプットを増やす」などと意識の高いことを言うつもりはありませんが、思ったことを定期的に書いていくことで、自分自身にも気づきが増えいる気がします。
新しい刺激を求めることがなかなかできない分、内側にも今まで以上に注意深く意識を向けていきたいですね。


そんな自分振り返りシリーズ第1回(たぶんこれで終わり)は、お金についてです。


投資を前提に資産形成することが大事な世の中ですが、ネットなどでは極端な意見がどうしても目立ってしまいます。


本記事では私が考える投資のメリットと戦略について解説し、最後に資産形成に役立つエクセルフォーマットをご紹介します。
※フォーマットだけ欲しいという方は、最後の方までお進みください。

前提として、読者としては20代以下を想定しています。


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そもそも資産形成ってどういう考え方?学生の頃からやるメリットは?

資産形成とは文字通り、資産、つまりお金を管理するための考え方です。


お金を管理するというと怪しい印象を持ちますが、これは当然だと思います。

「必ず儲かります!」とか、「20代から年収500万円!」とか、世の中は儲かる儲かると煽る広告や企業で溢れています。


しかしながら、お金を稼がないと生きていけないということは、子どもでも知っています。

であれば、正しくお金を増やして、正しく資産形成することは社会人の一般常識と言っていいでしょう。


本来の資産形成とは、そのような考え方です。

つまり、生涯に渡って稼いだお金を正しく管理して、将来に備えるための考え方です。


これは学生の頃から実施するに越したことはありません。

なぜなら、当然ですが早いつから正しくお金を管理する術を身に着けたほうが、一生のうちで貯蓄できる金額が多いからです。


有名な話ですが、毎年5%ずつお金が増えるとすると、10年後にはいくらになっているでしょうか。

例えば、100万円が毎年5%ずつ増えるとすると、1年後には105万円です。
2年後は110万円?いいえ、105万円が5%増えるので、110万2500円です。
そうすると10年後には、なんと10年後には100万円が約155万円になります。

資産形成の凄いところは、この「毎年◯%ずつ増える」という、「利回り」の考え方です。

ちなみに利回りは、銀行の普通預金口座に預けていたとしても存在します。ただし年利0.001%など微々たるものです。

ではこの利回りを高めるにはどうするか?


私の結論は、投資をしましょうの一言に付きます。




投資の基本

結局投資ですか、と思われた方もいるかと思いますが、ちょっと待ってください。

ここで大切なことは、「リスク」について正しく理解することです。


No pain no gain. 「痛みなくして得るものはない」

という言葉があるように、リスクとは痛み、損をすることが前提となっているもののように感じます。


しかし、本来リスクとは損をすることもあれば得をすることもある、よくわからないものです。

確かに損をした場合は「失敗」です。
でも、特をした場合は「成功」です。

正しくリスクを理解せず、損をする可能性があるからといって排除してしまう人が多い気がします。


よくわからない=危険 と捉えることは、それ自体危険なことです。

まずは挑戦してみる。失敗したら、次成功しようと試行錯誤する。

そういった営みをハナから否定する考え方です。


そしてもう一つ。


人生とは結果ではなく、プロセスです。


偏差値30から慶應に受かったことはとても凄いことですが、それがゴールでは当然ありません。

超人気者俳優になったのに、大麻で逮捕されてしまうこともあります。


一度の成功で全てを勝ち取ることも、一度の失敗で全てを失うことも無いわけです。
(むしろ悪夢としか言いようのない理不尽な運命に打ちのめされることの方が多いわけです)


そう考えると、失敗する前提で、まずは投資に挑戦してみる。これが大切ではないでしょうか。


もちろん現時点で十分な蓄えがあり、10%でも今の資産を減らしたくないというのであれば、強制することはできませんが。。



資産形成の第一歩!エクセルでシミュレーション

前章までで資産形成や投資の重要性について解説しました。

そうすると具体的にどういった投資をすればいいのか、賢い貯蓄の仕方はどういったものがあるのか、という点が気になると思います。


そのような解説については「投資 初心者」や「貯蓄 おすすめ」のようにググればいくらでも情報は出てくるので、そういった記事を参考にしていただければと思います。

ここではシミュレーションフォーマットを皆様に共有したいと思います。

総資産(今) 総資産(5年後) 年利(投資) 投資額/総資産 半年平均貯金額
¥1,000,000 ¥5,000,000 10% 50% ¥400,000

まずは上記の数値を埋めましょう。
例として今の総資産が¥1,000,000、5年後の総資産が¥5,000,000としています。

年利や投資額は以下の結果を見て、適宜変えてみましょう。

時期 投資額 貯蓄額 総資産 貯金額
2020年7月1日 ¥700,000 ¥700,000 ¥1,400,000 ¥400,000
2021年1月1日 ¥934,166 ¥900,000 ¥1,834,166 ¥400,000
2021年7月1日 ¥1,179,762 ¥1,100,000 ¥2,279,762 ¥400,000
2022年1月1日 ¥1,437,345 ¥1,300,000 ¥2,737,345 ¥400,000
2022年7月1日 ¥1,707,500 ¥1,500,000 ¥3,207,500 ¥400,000
2023年1月1日 ¥1,990,841 ¥1,700,000 ¥3,690,841 ¥400,000
2023年7月1日 ¥2,288,011 ¥1,900,000 ¥4,188,011 ¥400,000
2024年1月1日 ¥2,599,687 ¥2,100,000 ¥4,699,687 ¥400,000
2024年7月1日 ¥2,926,574 ¥2,300,000 ¥5,226,574 ¥400,000
2025年1月1日 ¥3,269,417 ¥2,500,000 ¥5,769,417 ¥400,000

半年ごとにしているのは、ボーナスなどで一定のまとまった収入がある場合、区切りとして丁度良いためです。

ここで投資額の2行目は、実際には以下の計算式が入ります。

([総資産(今)]+[貯金額2行目])×[投資額/総資産]

貯蓄額の2行目は以下です。

([総資産(今)]+[貯金額2行目])×(1−[投資額/総資産])

総資産は投資額と貯蓄額を足した値です。

貯金額は、前の表の平均になるよう頑張れる値を書きましょう。


さて、3行目の投資額と貯蓄額は少し複雑ですが、4行目以降は3行目のロジックをコピーすることで完成です。
※コピーする際は、ずれてほしくないセルの値はドルマーク($)を冒頭につけましょう。

投資額3行目

[投資額2行目]×SQRT(1+$[年利(投資)])+[貯金額3行目]×$[投資額/総資産]

貯蓄額3行目

[貯蓄額2行目]+[貯金額3行目]×(1−$[投資額/総資産])


いかがでしょうか。ファイルを共有するのが早いのですが、ブログだと難しいようです…