Ambivalent Wanderer

脳科学(認知科学)、ロボット、現代美術。興味があること、考えたことについて細々と書いています。

タイムスリップして未来が変わるならパラレルワールドを許容することになるって話

こんにちは、Mikenerianです。


個人的にタイムスリップ系を最近よく見るので、そもそもタイムスリップで過去が変わったらパラレルワールドってどうなるんじゃ?
ってところを、自分のために整理しておきます。




ちなみに現実の世界で過去へのタイムトラベルはできないらしいですが、未来へのタイムスリップは光の速度に限りなく近い速度で移動するとできるらしいですね!

それは今世紀中に可能なのでしょうか…


というところは置いておき、本題です。




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はじめに―シチュエーション―

とある人間、ここではわかりやすくAくんが、現在の時間軸で死んでしまいました。

わかりやすく原因を飛び降り自殺としましょう。


Aくんを蘇らせたい!そう思ったBくんはタイムマシンを作り、果たして完成させることができました。

Bくんはタイムマシンに乗り、Aくんが飛び降り自殺をする直前に止めようと試みます。

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未来を変えることは出来ない場合

パラレルワールドを許容しない世界観。それは、時間軸が一つの世界です。

だから、この時間軸では全ての結果を含めた過去を通して未来が決定します。

Bくんは頑張ってAくんの飛び降り自殺を防ごうとしましたが、結局間に合いませんでした。


その結果、Bくんは過去にタイムスリップしましたが、Aくんの自殺を防ぐことはできまんでした。


というようなパターンで進む話がこちらの世界観となります。

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未来は変えられる場合

一方、パラレルワールドを許容する世界観。それは、時間軸が多様に展開していく世界観です。

このような世界では、Aくんの飛び降り自殺を防ぐことが可能である場合が多いです。


そのため、Aくんが死ぬことをBくんが頑張って阻止した結果、本来死ぬはずだったAくんが死なない世界が新たに生まれることになります。

これが、新たに別の現実を生み出すことになるため、パラレルワールドを許容しているわけです。

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さらにいえば、このような世界では現実が無数に存在しており、可能であったはずの分岐点の数だけ世界が生まれる、ということにもなりかねません。

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まとめ

結局、どちらにせよ真実は分からず、フィクションの世界なわけです。

要は、面白ければ何でもありだと思います!


ただ個人的には、パラレルワールドを許容すると物語が破綻するケースが多いんじゃないかな…と感じています。