投資を前提として総資産を組む
こんにちは、Mikenerianです。
ぼちぼち投稿数を増やしている2020年4月な頃です。
在宅ワークなどで家にいる時間が増え、ブログでも書こうかな〜という気分になっているからですね。
「意識的なアウトプットを増やす」などと意識の高いことを言うつもりはありませんが、思ったことを定期的に書いていくことで、自分自身にも気づきが増えいる気がします。
新しい刺激を求めることがなかなかできない分、内側にも今まで以上に注意深く意識を向けていきたいですね。
そんな自分振り返りシリーズ第1回(たぶんこれで終わり)は、お金についてです。
投資を前提に資産形成することが大事な世の中ですが、ネットなどでは極端な意見がどうしても目立ってしまいます。
本記事では私が考える投資のメリットと戦略について解説し、最後に資産形成に役立つエクセルフォーマットをご紹介します。
※フォーマットだけ欲しいという方は、最後の方までお進みください。
前提として、読者としては20代以下を想定しています。
そもそも資産形成ってどういう考え方?学生の頃からやるメリットは?
資産形成とは文字通り、資産、つまりお金を管理するための考え方です。
お金を管理するというと怪しい印象を持ちますが、これは当然だと思います。
「必ず儲かります!」とか、「20代から年収500万円!」とか、世の中は儲かる儲かると煽る広告や企業で溢れています。
しかしながら、お金を稼がないと生きていけないということは、子どもでも知っています。
であれば、正しくお金を増やして、正しく資産形成することは社会人の一般常識と言っていいでしょう。
本来の資産形成とは、そのような考え方です。
つまり、生涯に渡って稼いだお金を正しく管理して、将来に備えるための考え方です。
これは学生の頃から実施するに越したことはありません。
なぜなら、当然ですが早いつから正しくお金を管理する術を身に着けたほうが、一生のうちで貯蓄できる金額が多いからです。
有名な話ですが、毎年5%ずつお金が増えるとすると、10年後にはいくらになっているでしょうか。
例えば、100万円が毎年5%ずつ増えるとすると、1年後には105万円です。
2年後は110万円?いいえ、105万円が5%増えるので、110万2500円です。
そうすると10年後には、なんと10年後には100万円が約155万円になります。
資産形成の凄いところは、この「毎年◯%ずつ増える」という、「利回り」の考え方です。
ちなみに利回りは、銀行の普通預金口座に預けていたとしても存在します。ただし年利0.001%など微々たるものです。
ではこの利回りを高めるにはどうするか?
私の結論は、投資をしましょうの一言に付きます。
投資の基本
結局投資ですか、と思われた方もいるかと思いますが、ちょっと待ってください。
ここで大切なことは、「リスク」について正しく理解することです。
No pain no gain. 「痛みなくして得るものはない」
という言葉があるように、リスクとは痛み、損をすることが前提となっているもののように感じます。
しかし、本来リスクとは損をすることもあれば得をすることもある、よくわからないものです。
確かに損をした場合は「失敗」です。
でも、特をした場合は「成功」です。
正しくリスクを理解せず、損をする可能性があるからといって排除してしまう人が多い気がします。
よくわからない=危険 と捉えることは、それ自体危険なことです。
まずは挑戦してみる。失敗したら、次成功しようと試行錯誤する。
そういった営みをハナから否定する考え方です。
そしてもう一つ。
人生とは結果ではなく、プロセスです。
偏差値30から慶應に受かったことはとても凄いことですが、それがゴールでは当然ありません。
超人気者俳優になったのに、大麻で逮捕されてしまうこともあります。
一度の成功で全てを勝ち取ることも、一度の失敗で全てを失うことも無いわけです。
(むしろ悪夢としか言いようのない理不尽な運命に打ちのめされることの方が多いわけです)
そう考えると、失敗する前提で、まずは投資に挑戦してみる。これが大切ではないでしょうか。
もちろん現時点で十分な蓄えがあり、10%でも今の資産を減らしたくないというのであれば、強制することはできませんが。。
資産形成の第一歩!エクセルでシミュレーション
前章までで資産形成や投資の重要性について解説しました。
そうすると具体的にどういった投資をすればいいのか、賢い貯蓄の仕方はどういったものがあるのか、という点が気になると思います。
そのような解説については「投資 初心者」や「貯蓄 おすすめ」のようにググればいくらでも情報は出てくるので、そういった記事を参考にしていただければと思います。
ここではシミュレーションフォーマットを皆様に共有したいと思います。
総資産(今) | 総資産(5年後) | 年利(投資) | 投資額/総資産 | 半年平均貯金額 |
¥1,000,000 | ¥5,000,000 | 10% | 50% | ¥400,000 |
まずは上記の数値を埋めましょう。
例として今の総資産が¥1,000,000、5年後の総資産が¥5,000,000としています。
年利や投資額は以下の結果を見て、適宜変えてみましょう。
時期 | 投資額 | 貯蓄額 | 総資産 | 貯金額 |
---|---|---|---|---|
2020年7月1日 | ¥700,000 | ¥700,000 | ¥1,400,000 | ¥400,000 |
2021年1月1日 | ¥934,166 | ¥900,000 | ¥1,834,166 | ¥400,000 |
2021年7月1日 | ¥1,179,762 | ¥1,100,000 | ¥2,279,762 | ¥400,000 |
2022年1月1日 | ¥1,437,345 | ¥1,300,000 | ¥2,737,345 | ¥400,000 |
2022年7月1日 | ¥1,707,500 | ¥1,500,000 | ¥3,207,500 | ¥400,000 |
2023年1月1日 | ¥1,990,841 | ¥1,700,000 | ¥3,690,841 | ¥400,000 |
2023年7月1日 | ¥2,288,011 | ¥1,900,000 | ¥4,188,011 | ¥400,000 |
2024年1月1日 | ¥2,599,687 | ¥2,100,000 | ¥4,699,687 | ¥400,000 |
2024年7月1日 | ¥2,926,574 | ¥2,300,000 | ¥5,226,574 | ¥400,000 |
2025年1月1日 | ¥3,269,417 | ¥2,500,000 | ¥5,769,417 | ¥400,000 |
半年ごとにしているのは、ボーナスなどで一定のまとまった収入がある場合、区切りとして丁度良いためです。
ここで投資額の2行目は、実際には以下の計算式が入ります。
([総資産(今)]+[貯金額2行目])×[投資額/総資産] |
貯蓄額の2行目は以下です。
([総資産(今)]+[貯金額2行目])×(1−[投資額/総資産]) |
総資産は投資額と貯蓄額を足した値です。
貯金額は、前の表の平均になるよう頑張れる値を書きましょう。
さて、3行目の投資額と貯蓄額は少し複雑ですが、4行目以降は3行目のロジックをコピーすることで完成です。
※コピーする際は、ずれてほしくないセルの値はドルマーク($)を冒頭につけましょう。
投資額3行目
[投資額2行目]×SQRT(1+$[年利(投資)])+[貯金額3行目]×$[投資額/総資産] |
貯蓄額3行目
[貯蓄額2行目]+[貯金額3行目]×(1−$[投資額/総資産]) |
いかがでしょうか。ファイルを共有するのが早いのですが、ブログだと難しいようです…